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代表メッセージ

EWMグループは、2001年にWebインテグレーターとして、東京丸の内で創業しました。

EWMの前身はIBMの社内部門であり、私自身が長野オリンピックの公式サイトや日本アイ・ビー・エムのコーポレイトサイトの構築と運営をおこなってきたノウハウを、より広く一般のお客様に提供したいという想いでスタートし、20年以上にわたり、多くの企業や公共団体のお客様にWebインレグレーションサービスを提供しています。

EWMとは、Enterprise Web Management の略です。

Enterprise には、「大企業・官公庁」(向け)という意味と「冒険心」や「積極性」 を表す意味があり、EWMという社名には、企業や官公庁のウェブサイトの戦略的有効活用の推進という創業時の使命がこめられています。

創業から20年以上たった現在、ソーシャルメディアの普及により、誰もが自由に情報発信と拡散ができる時代となりました。
その反面、情報過多の側面を誘発し、玉石混合、たくさんの情報があふれ、社会に混乱をもたらす要因にもなっています。
容易に情報発信ができる時代だからこそ、コーポレイトサイトや公式サイトでのユーザー体験を十分に考慮した情報発信はもちろん、SNS、ネット広告なども含めた戦略的な情報発信とWebマーケティングの重要性が高まっており、EWMではそれらをトータルにサポートしています。

EWMのWebインテグレーション事業の特徴は、ニアショア型ということです。
創業当初は東京で全ての業務をおこなっていましたが、2006年に佐賀にEWMファクトリーを設立し、3年、5年と少しずつ、制作業務を東京から佐賀にシフトし、7年後の2013年には、東京は営業及びアカウント担当をメインとし、サイト制作およびサイト運用業務は佐賀で実施するというニアショア型Webインテグレーション事業のスタイルを確立させました。
ニアショア型ウェブインテグレーション事業は、地域での雇用創出につながり、働くメンバーにとっても、佐賀にいながら大規模なプロジェクトに参加できるという、地域としてのメリットはもちろん、首都圏のお客様にとっても、コスト面でのメリットだけでなく、まじめで誠実な地方人材による質の高いサービスの提供をうけることができ、また、BCPの観点でも有利なため、地方と首都圏の両方にとって価値ある取り組みであると自負しています。

「ニアショア型Webインテグレーション事業」と「ソーシャルデザイン事業」を車の両輪として

東京と佐賀の連携により確立できたニアショア型ウェブインテグレーション事業ですが、社内の様子を見ながら、ふと疑問が生まれました。
当初は大規模サイトや国際イベントのサイトの制作や運用を佐賀で担当できることが自体がメンバーにとっても喜びであり、やりがいを感じていたものが、それがだんだんと、当たり前、普通のことになり、また忙しさも増してく。
遅くまで働く若者達。
雇用が生まれることはいいことであるが、ただそれだけでいいのか?
都会の忙しさを佐賀にもってきただけ?
地域の労働力を首都圏に提供しているだけなのでは?
もっと、直接的に地域に貢献することも必要なのでは?

そんな葛藤もあり、ニアショア型Webインテグレーション事業に加え、もう一つの柱となるべく2014年より、取り組んできたのが、ソーシャルデザイン事業です。
自らがITを活用する事業者となり、地域課題の解決に直接取り組むことを実戦し、そこで得たノウハウを、お客様にも還元していくのがソーシャルデザイン事業の取り組みです。

古民家カフェの「こねくり家」、廃校をリノベーションした「SAGA FURUYUCAMP」、ドローン活用の可能性を広げていく「HI-ZENドローンスクール」、地域メディアである「Editors SAGA」、DXを推進するための「佐賀県産業スマート化センター」など、当社単独でなく、地域の事業者・自治体との協業やJVにより、地域での様々な可能性を探り、従来のIT企業の枠を超えたチャレンジをおこなっています。
これからのIT企業として、事業を通じて地域社会に貢献していく、そのさきがけになりたい、そのためにも収益事業で上げた一部を地域に還元するというスタイルではなく、地域での取り組み自体を事業の柱のひとつにしたい、という想いがあります。

ニアショア型Webインテグレーション事業は、クライアントニーズに合わせて、提供するサービスを「深化」させていく取り組みであるのに対し、ソーシャルデザイン事業は、様々なIT活用による地域課題解決の成功事例をつくっていく、「探索」の取り組みです。
タイプの大きく異なる事業を両立させることは、組織運営においても、決して簡単なものではありませんが、とても意義のあるチャレンジングな取り組みです。
IT人材のキャリアパスとしても、ITサービスの提供者で終わるのではなく、ITを熟知しているからこそできる、ITを活用する事業者側の立場でも活躍できる多様なフィールドを提供していきたいと思います。

このEWMならではの事業スタイルをしっかりと確立させ、コンセプト化し、他地域にも広げていく。笑顔あふれる未来のために。

 

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