佐賀県では、地域企業のDX推進を支援する取り組みが、少しずつ成果を上げています。
私たちEWMは、佐賀県からの委託を受け、佐賀県産業スマート化センターの立ち上げから運営を担いながら、地域企業のDX支援に取り組んでいます。その一環として、官民連携で開催されたDXイベント『SAGA DX SUMMIT Vol.3』の企画・運営を行いました。
案件概要
このイベントは、公益財団法人佐賀県産業振興機構さが産業ミライ創造ベース(RYO-FU BASE)様へご提案し、私たちが企画・運営を担当しました。佐賀銀行、サガテレビ、佐賀県産業スマート化センターの共同主催により実現したものです。
今回のサミットでは、「新たな収益の柱を築く、新規事業創出の力」をテーマに、株式会社ユビレジの白砂晃氏を講師としてお招きしました。攻めのDXを活用し、新たな収益モデルを構築するための実践的な視点と手法について、お話しいただきました。イベントは、オンライン配信でのライブ配信も活用し、リアルの場だけでなく、多くの方にご参加いただきました。
イベント内では懇親会も実施し、佐賀県内の経営者同士がつながり、情報を共有できる場もご提供しています。
佐賀県企業が抱えるDX推進の課題
佐賀県内の企業がDXを進める際、大きな課題となるのが「経営層のコミット」です。佐賀県産業スマート化センターには、担当者や管理職の方から多くのご相談をいただいていますが、DXを成功させるには、経営層の積極的な関与と判断が不可欠です。
また、DXに関する同じような悩みを抱える企業が多いにもかかわらず、経営者同士がつながる場が不足していることも課題でした。そこで、今回のイベントでは、懇親会を通じて、経営者同士がつながり、情報を交換し合える機会をつくりました。
新規事業創出への挑戦を後押し
今回のイベントでは、新規事業を「変革のための手段」と捉え、地域企業のチャレンジを後押しすることを大切にしました。
特にパネルディスカッションでは、弊社の佐賀県産業スマート化センター長・石橋がモデレーターを務め、ゲストの多角的な意見を引き出しながら、具体的な事例を交えて議論を進めました。参加者の皆様が、自社の未来をより明確にイメージできるよう、意識した進行を行っています。
経営者同士の交流を通じて、新たな発想や行動のきっかけが生まれることを願い、イベントを企画しました。このイベントが、企業の変革への第一歩となり、さらには佐賀県全体の産業の発展につながることを期待しています。
EWMのDXイベント運営の強み
私たちEWMは、産官連携の佐賀県産業スマート化センターの運営を通じて、幅広い産業への理解を深め、DX支援の経験を積み重ねてきました。国内外のデジタル企業とのネットワークや、オンライン・オフラインを問わないイベント企画力を活かし、地域のDX推進をサポートしています。
DXの推進は、単なる技術の導入にとどまらず、企業の経営戦略や組織文化の変革にも関わる重要な取り組みです。そのため、経営者同士が学び合い、刺激し合える場を提供し続けることで、佐賀県の産業全体の発展に貢献していきます。
本イベントやDXに関するご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。