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産業用ドローン初任者講習を実施 ― 実務に即した導入支援プログラム

佐賀県循環型社会推進課が導入しているドローンの利活用を広げるべく、初任者向けの操作講習を行いました。今回は、新しくドローンに関わる職員の方を対象に、基本的な操作方法や制度の理解をサポートする内容で実施しています。

ドローン運用を広げるには、“使える人”を増やすことから

循環型社会推進課では昨年から産業用ドローンを導入されていましたが、実際に操縦できるのは課内の数人という状況でした。そこで、今後さらに業務に活用していきたいというご相談を受け、高性能なドローンの扱い方を幅広く共有することを目的に、初任者向けの導入講習をご提案しました。

講習では、ドローン関連の制度や法律を学ぶ「座学」と、実際の操縦やアプリの設定、ミッションの実演を行う「実技」を組み合わせて構成。初めての方でも安心して取り組める内容を心がけました。

実務にフィットした、柔軟で現場目線の講習設計

今回の講習で特に重視したのが、事前のヒアリング。普段どんな場面でドローンを使っているのかを詳しく伺いながら、実際の業務に役立つ内容に絞ってカリキュラムを組み立てました。

特にアプリの設定やマッピングのミッション作成については、手元で実演しながら進める形式に。弊社でも同じ機体を保有しているため、バッテリーや機体のレンタルも行い、しっかり操作に慣れていただけるようにしました。

また、実際に普段使用されている機体を用いたことで、「こんな注意点があったのか」といった発見にもつながったようです。

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参加者の声を活かした、実感ある学びの時間に

事前アンケートで参加者の気になる点や不安に思っていることをヒアリングしたおかげで、ニーズに合った講習ができたと感じています。基本的な操作方法や制度の理解に加え、導入後に課内で感じていた疑問点や実務にそのまま使える知識について、座学、実技それぞれの講習を通して“わかる”形で伝えることができました。

さらに、講習後には弊社のドローンスクールのメルマガにご登録いただき、今後もドローンの知識を身につけながら活用できる体制の構築にも寄与できたのではないかと考えています。

ドローン活用を広げるこれからの展望

今後は初任者向けの講習のみならず、補助者・安全管理者向けの講習や、さらに専門的な内容への発展も視野に入れています。たとえば、2人1組でのロールプレイ、安全確認のブリーフィングの実演、ヒヤリハット事例をもとにしたグループワークなど、現場に根ざしたプログラムもご提案可能です。

今回は初任者講習を実施しましたが、操縦トレーニングのみ、座学講習のみといったご依頼も承っています。また、弊社では広い講習フィールドも所有しておりますので、産業用ドローンなどの大型機体でも安心して講習が可能です。

ドローン活用に関するお悩みやご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。

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クライアント

佐賀県循環型社会推進課

実施時期

2025年 6月30日(月)

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